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証券の成功のための戦略
一般的に債券の価格は、金利が低下すると上がり、金利が上昇すると下がります。 また、債券への需要が増えれば価格は上がり、需要が減れば債券価格は下がります。 金利水準は、中央銀行(日本では日銀)によってコントロールされています。
中央銀行は、インフレのない経済成長、すなわち景気を安定させるという役割を担っているのです。 一般的に中央銀行は、景気が高揚し物価が上昇する(インフレになる)懸念が出てくるときには、公定歩合を引き上げ、金融を引き締めて景気の過熱を防ぎます。

景気の後退が心配されるときは、公定歩合を引き下げ、金融を緩和し景気を刺激するのです。 外債を、長期保有を前提として購入する場合、金利が最も高いときに発行されるものを購入するのがベストです。
景気循環に当てはめると、好景気が続き、金利が充分に上昇したと判断できるときに購入するかよいでしょう。

このときに購入した外債の高金利を長期間にわたり享受できることと、その後金利水準が低下すれば価格が上がるので、途中で売却し売却益(キャピタルーゲイン)を得ることができる可能性が高くなるからです。
長期保有を前提としていた場合でも、運用の状況を見直し、外国為替レートの動向などを検討した上で一度売却益を得ることも考えるべきです。 金利水準が充分に上昇したときは、1〜2年の運用を予定している場合でも、外貨預金よりは外債の購入を検討する余地があるでしょう。

なお、景気循環は2〜10年と長期間にわたるものです。 また金利の過去の動向を見ると、低下するときは非常に時間をかけて徐々に下がっていきますが、上昇するときは短期間で急騰するときがあります。

そこで、外債の取り扱い窓口で、過去5〜10年の金利の推移を入手し、現在の金利水準が高いのか低いのかを確認しておきます。 あわせて外国為替レートの推移も入手し、購入のタイミングを検討すべきです。
外債は、外貨預金と違い、期間が3ヵ月から長いものでは30年と多様な選択が可能です。 産を保全するという観点から考えることが大切です。
では、どのくらいの期間がいいのかというと、手持ち資金の性格と購入のタイミングによって決めるのがいいでしょう。 たとえば、自宅の購入や子供の学資など数年後に資金が入用となる場合は、3〜5年の期間を選択するのが現実的です。

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